賃貸派?購入派?  

2009年 10月 29日

一国一城の主になりたいと考えるのは、何も日本人に限ったことではありません。
アメリカ人だって一戸建てに住むことは、「アメリカン・ドリーム」です。

この夢の実現と維持にかかる費用を、夢の実現のための支払いと捕らえる人、不必要なコストと捕らえる人、投資と捕らえる人、様々いると思います。

しかし結局のところ、細かい費用計算をすれば、自宅としての不動産購入は単なる消費活動に過ぎません。投資という現実的にリターンも期待できる行為とは程遠いものです。長い目でみれば、税金を含むモーゲージ支払額と賃貸料が同じであったとしても、賃貸のほうが住宅コストを低く抑えることができます。

また、私の身近な会計士や税理士は、そのコストの違いから一生賃貸住宅で過ごすと決めている人が多いです。彼らは自宅を購入することにメリットが見えない、と断言します。

家を購入してそこからリターンを得るには、購入から再売却までの時間をできる限り短くすることや、代々受け継いで地価の上昇が積算物件維持費と税金額を上回るまでじっと待つことなどがポイントではないでしょうか。

つまり、自分で住む予定で家を買い、数年後・数十年後に売却しようとすれば、もしかしたら物件の価格自体は自分が購入した時点よりも改善されているかもしれませんが、それまでにかかった維持費・改善改築費・税金に加えて不動産取引にかかる諸費用、さらに自分の住んでいる家を売るわけですから、新たな住処購入・賃貸のための諸費用などもかかってきます。これで得られるリターンとは一体何パーセントでしょうか。バブルなどの異常経済状態を「賢く」逆手にでも取らない限り、この自宅購入を投資と見なすのは難しいと思います。

ですから、不動産取引に関わる人たちが声高に「投資として自宅購入」と叫ぶこのフレーズには踊らされず、自宅購入はあくまで高額消費活動なのだという気持ちで購入金額レンジを見極めるべきだと思います。「投資としてリターンが得られるなら、ちょっと背伸びして・・・」という気持ちにはブレーキをかけるべきです。

でも、この一戸建てのオーナーである、という夢の実現と維持のためなら、そのくらいのコストは甘受できるという人が、実際に家を購入しているのだと思います。実際、「自分の」空間というのは心を寛がせてくれます。私はこのコストを甘受する覚悟で自宅を購入し、今、とても満足しています。

皆さんにもすばらしいお家との出会いがありますように。


最後に、私が利用した不動産エージェントをご紹介します。

Matt Hernacki, ABR(バイヤー側不動産エージェント)
 シャンバーグエリア出身で’そこを中心とするシカゴの北西部に精通していて、細かなフォローアップをしてくれました。結局、シャンバーグエリアで家は購入しませんでしたが、内覧に先立って私の購入したエリアの他のエージェントとよく情報交換をするなどして、積極的に物件情報を集めてくれたりしました。メールや電話のレスポンスもよかったです。

HP:http://misterhomes.com/index.htm?source=connect

私はこのエージェントを通じて、モーゲージ・弁護士・家屋診断士を紹介してもらいました。特に、家屋診断士の方(Neal Cybulski)は知識が豊富でとてもよかったです。返って、弁護士とモーゲージの担当者は、私の「ビジネスをする上での基準」みたいなものと彼らのものが一致せず、少し残念でしたが、エージェントを中心としてすでに構築された連携は、おそらく個々でお願いするよりスムーズだったと思います。






注意: ここに掲載された情報は、あくまで Chicagoingの新居購入プロセスの一例であり、掲載された情報が唯一のものではありません。また、Chicagoingはここに掲載された情報が正確であることを保証できません。ここに掲載された情報は読者の自己責任の下において利用し、且つ利用者が損害にあってもChicagoingには責任はないものとします。

by chicagoing | 2009-10-29 06:21 | マイホームへの道(IL) | Trackback | Comments(0)

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